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東木ひさよ「小さな声から生まれた実績物語」②

小学生と3歳の障がい児のお子さんをお持ちのシングルマザーの方からのご相談でした。
離婚してひとりで奮闘している中、80歳のお母さんも要介護の状態になり、生活も大変に…。
 
そんな複数のお困りごと抱えているのに、市役所を訪れると、ひとり親家庭相談は「子ども給付課」は障がいは「障がい福祉課」介護の相談は「高齢者支援課」、生活相談「生活援護課」と窓口はバラバラです。
 
車いすを押しながら歩き、しかも窓口で毎回、家庭の事情をすべて説明しなくてはなりません。
 
こんな負担をかけてはいけない!お困りごとの相談窓口が一か所で済むように、「ワンストップ型」相談窓口の設置を要望しました。
 
そんな時期に国では、複合的なお困りごとや、制度の狭間の方々サポートできる支援制度が施行(生活困窮者自立支援制度)。
その結果、平成26年10月に、お困りごとの相談が一か所でできる地域生活支援窓口「バックアップふじさわ」が設置。
一人の相談員がコーディネート役になり、庁内が連携して解決策を提示する仕組みが完成しました。
 
長期になっても解決するまで寄り添い続け、ひとりひとりに寄り添ったメニューを用意するオーダーメード型のサービスです。
市役所に来れない方には、家庭訪問も行っています。
 
現在の相談窓口は、市役所・湘南台文化センター・社会福祉協議会の3か所です。
 
お困りごとを抱えている方々のの負担が少しでも軽減し、暮らしや気持ちにゆとりが生まれますように…。 
 
【地域生活支援窓口「バックアップふじさわ」】