「小さな声から生まれた実績物語」⑥
「自分はどこも悪くない!病院なんか行く必要ない。」
現在500万人近くとも言われる認知症患者。
早期発見が大切と言われながらも、医療機関に行きたがらない方が多いのが
実情です。
そこで、誰もが立ち寄りやすく、ご本人やご家族が悩みを相談しやすい
認知症カフェの提案を。
様々な団体や施設が主体的に開設。民間のスーパーマーケットでも
「えのカフェ」を開設しています。
さらに、認知症の予防体操「コグニサイズ」の講座の提案もしたところ、
定期的に開催されるようになりました。
また、早期発見が大事です。「認知症簡易チェック」も導入しました。
厚生労働省が示した「新オレンジプラン」に基づき、認知症当事者の声を
反映させながら、認知症になってもならなくても、安心して暮らせる政策
「藤沢市版おれんじプラン」も策定中です。
ひとりひとりの主体性と尊厳を大切に、認知症の方々がいつまでも安心して
住み続けられる環境づくりと地域で支える仕組みづくりを、これからも
推進して参ります。