政策

「未来への希望」を抱ける、温かな絆社会の構築へ

2020年の新型コロナウイルス感染症の発生により、社会状況が一変しました。
孤立や分断が進み、大人も子供も生きにくさを感じる時代に。
しかし、だからこそ「未来への希望」を創り、「1人残らず幸せに」。
誰もが感じる「温かな絆社会」を築いていかねば、という強い思いを持っています。
高齢者の方々が、いつまでも若々しく活躍ができるように。
若いお母さん、お父さんが、楽しく子育てができるように。
将来を担うすべての子ども・若者が、自分らしく挑戦し可能性を伸ばしていけるように。
「すべての人が笑顔に、すべての人が幸せな人生を」実現できるよう、
全力で取り組んでまいります。

1. 「少子化対策」の充実。ひとり親家庭の支援に取り組みます。

令和4年度より不妊治療が保険適用になったものの、負担増になっている方への市独自の助成金の創設、そして「産後ケアサービス」を低価格で気軽に利用できるように推進します。相談支援を開始・定着させ、孤立感を感じないよう推進します。
また、共働き家庭やひとり親家庭も増加し、ゆとりがなくて支援策が行き届かないケースもあります。子ども達は将来を担う宝物。すべての子どもの成長を社会全体で育てる意識の啓発、環境づくりなど「子育て」が「孤育て」にならないように、若い世代を支える地域づくりを推進します。
小児医療費については、所得制限の撤廃により、すべての中学生の無償化を実現しました。スポーツなど、部活に取り組む生徒は高校生になってからも医療費がかかります。次は高校生の無償化を実現させます。

2. 子ども・若者の可能性を引き出し、成長と自立を後押しします。

コロナ発生以来、不登校数は増加続き。経験数が少なく、達成感を味わったこともなく、自信をつける機会もないまま社会に出るケースも多いです。家庭や学校以外に自分らしくゆったり過ごせる「サードプレイス」。思春期の中高生が立ち寄れる居場所を作るため、公共施設・民間とも連携し、設置を推進してまいります。
また、2012年当時、ニートやひきこもり対策として若者応援事業を提案。2013年に開設した「ユースサポートふじさわ」「ユースワークふじさわ」は、まさに若者の居場所です。不登校経験者や、仕事で挫折したり、気が付くと長年ひきこもっていたり…。開設以来9年。苦しんでいた若者が再生への歩みを始め、就労自立の実績も着実です。改めて、昨今の社会環境の中で「ユースサポートふじさわ」「ユースワークふじさわ」の存在の重要性を痛感します。
何度挫折しても立ち上がって、何度でも挑戦ができるよう、多くの方に知っていただき、気軽にご利用いただけるよう、さらに尽力してまいります。

3. 高齢者への支援と「人生100年時代」のシニアの健康生活、デジタル社会への適応・移動支援を促進します。

シニア世代がいつまでも健康で生きがいを持って暮らせること、豊かな経験を活かし、そのパワーを発揮していただくことが必須の時代を迎えました。
コロナ禍にあってデジタル化も加速しました。スマホやタブレットなどのIT機器を活用し、楽しめると、生活の利便性だけでなく、人とのつながりや人生を豊かに楽しむ選択肢も劇的に広がります。官民あげてその魅力をお伝えできるように、興味を持っていただけるように推進して参ります。
また、免許の返納も進む中で、移動支援が喫緊の課題です。各地域において「のりあい善行」「おでかけ六会」など住民の自発的な取り組みも進んでいますが、従来のバスやタクシーの事業者だけでなく、介護事業所や教習所、幼稚園、学校の送迎車、宅配便などのあらゆる民間事業者と連携して、高齢者の移動を支える地域交通ネットワークの構築を推進してまいります。

4. 安全・安心のふじさわづくり。

災害がますます身近になっています。
藤沢市南部の津波リスクはもちろんのこと、昨今の経験したことのない雨量・ゲリラ豪雨。また、直接的な被害はないものの、災害発生と同時に広域的に停電や断水が長期間継続する事例も少なくありません。
各家庭のトイレが使用できなくなる可能性も高いです。「災害時のトイレ対策」。誰もが理解し認識できるように、時系列に従ってのトイレ対策を提案しています。
また、障がい者のご家族から、避難所など集団で過ごすことが苦手な特性に不安を持つ声を耳にし、キャンピングカーの活用を推進した結果、2022年3月に専門の民間企業と協定を結びました。いざという時に活用できるように、さらに推し進めて参ります。

5. 女性の活躍推進を後押しします。

コロナ禍において、非正規就労が多かった女性が、仕事を失うあるいは収入が激減するケースが目立ちました。国の制度である「一定の給付金とスキルを身に着ける訓練付」の「求職者支援制度」を活用し、安定した収入を得ることが出来るよう推進していきます。
特に、これからの社会でニーズが高まるデジタルの分野は大きな需要が見込まれます。公明党女性局が推進する「デジタル女子10万人」の政策に呼応し、ITスキルアップの講座の充実や女性のキャリア支援、企業とのマッチングサービスなどを充実させてまいります。

6.「藤沢北部の可能性と魅力」創出へ

これまで西北部地域(遠藤・御所見)の活性化を提案してまいりました。
令和4年8月には、「健康の森」内に、念願だった「遠藤笹窪谷公園」が開設しました。今後は、さらに周辺にトレッキングコースやウオーキングコースなども充実させてまいります。豊かな自然、新鮮な農産物、美しい富士山を仰ぎ見ることもできる豊かな資源を最大限に活かし、観光地として成熟していけるよう推進してまいります。
また、湘南台駅地下東口広場は薄暗く殺風景でした。生まれ変わらせようと「音楽とアートが奏でる広場へ」をコンセプトに魅力創出を進めてきました。令和2~4年で床面をwoodに。壁画が完成し、グランドピアノも設置できました。湘南台駅は藤沢市の北の玄関口。3つの鉄道会社が乗り入れ、2つの路線の最終駅。横浜方面はもちろん、東京へのアクセス・利便性も一気に向上しています。広場を含む駅地下全体と駅上のロータリーから湘南台公園への広い道路空間も含め、広く賑わいと活性化を推進してまいります。
藤沢市北部はまだまだ潜在的な可能性を備えています。将来、県外や海外からも多くの方に訪問していただけるような魅力的なまちづくりを進めてまいります。

東木ひさよの詳しい活動は、
こちらからご覧いただけます。